1どんな治験か
月に15日以上頭痛があり、そのうち8日以上が片頭痛の10代のお子さんが対象です。リメゲパント(舌の上で溶けるタイプの錠剤)を1日おきに服用し、頭痛の回数が減るかどうかを調べます。最初の3か月は本物の薬と見た目が同じ偽薬のどちらかが割り当てられます。その後の1年間は全員が本物の薬を使い、長期の安全性も確認します。
2参加するには
治験のお薬の処方・検査・診察は、下記の実施施設に通院して受ける仕組みです。通える範囲に施設があることが参加の前提になります。
日本の実施施設
- Konan Medical Center(Kobe)
- Yamaguchi Clinic(Nishinomiya)
- Tominaga Clinic(Osaka)
- Tokyo Headache Clinic(Shibuya-ku)
- Nagaseki Headache Clinic(Kai)
- Tanaka Neurosurgery&Headache Clinic(Kagoshima)
- Tennoji Department of Neurosurgery(Osaka)
治験には参加条件(年齢・症状・通院頻度など)があります。気になる場合は、まず主治医に「この治験は自分に合いそうか」を相談したうえで、上記施設または詳細ページの連絡先に問い合わせてください。
治験全体の問い合わせ窓口: Pfizer CT.gov Call Center [email protected]
3頭痛専門医のひとこと
前川 裕貴(脳神経内科専門医・頭痛専門医)
リメゲパント(日本ではナルティーク)は大人では急性期・予防の両方ですでに使われている薬です。この治験は10代への適応拡大を目指すもので、思春期の片頭痛に新たな選択肢が生まれるか注目しています。日記記録など参加への負担もありますので、主治医とよく相談した上で検討してください。
4読むときの注意
第1部(3か月)は偽薬群があり、約半数は本物の薬を受け取れない可能性があります。参加には「月15日以上の頭痛、うち8日以上が片頭痛」などの条件があり、約4週ごとの通院と毎日の日記記録が必要です。
5この記事の情報源
フェーズ3・RECRUITING・Pfizer
ClinicalTrials.gov で詳細を見る(NCT06616194)